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イベントレポート『シミズ薬品』(コトキャリツアー2021WINTER)

2020.01.30

コトキャリツアー2021WINTER、3社目は、京都で59店舗(2020.1現在)の薬局『ダックス』を展開しているシミズ薬品株式会社へ訪問してきました。

最初に、採用や社員教育を担当されている飯田さんより、ドラッグストア業界の動向やシミズ薬品が行っている教育制度について伺いました。

「現在世の中のドラッグストアで販売されている医薬品の95%は第2,3類医薬品で、登録販売者が販売することが可能です。シミズ薬品では、総合職で入社した社員全てに“登録販売者”資格の取得を義務付けています。」
店舗で常に薬を販売できる状況を作り、お客様の要望にスピーディーに答えるよう努力されています。もちろん、資格を取得するための勉強会や、資格取得後もスキルを保つためにフォロー研修にも力を入れていらっしゃいます。

※第1類医薬品や医療用医薬品の販売については、薬剤師の許可が必要となります。

さて、皆さんはドラッグストアへ行った際、上記のような“ポップ”をご覧いただいたことはありますか?
商品の魅力を伝えるツールの1つで、シミズ薬品では1つ1つ社員の皆さんが手作りで作っていらっしゃいます。
ポップの有り無しで、売れる個数が変わるそうです。
今回のツアーでは、ポップの作成ワークショップを開催していただきました。

講師は、イオン桂川店 店長の辻井さん。

「人は商品を購入する際、迷ったら、①一番有名なものを買う、②一番売れているものを買う、③買わずにそのまま帰る のいずれかの行動をとります。③にならないよう、ポップを作成し、商品を購入していただけるように工夫しています。」

「ポップは、ターゲットを絞って書くといいですよ!例えば、お年を召した方向けのポップは、文字のサイズを大きく、ハッキリした色で、略語や英語などは使わず。ただし、売れていないのに“売れています!”や、値段は以前から変わっていないのに“値下げしました”等、嘘は書いてはいけません」

と、辻井さんからポップ作成のポイントをレクチャーしていただきました。

レクチャーを受けた後、参加者の皆さんは早速文字の練習をスタート!

最初は平仮名から始めた練習も徐々に片仮名、漢字へと移行し、縁取りをしたりと、瞬く間にスキルを習得していました。

「通常、ノートに書く際には縦長の文字の方が上手く見えるんですが、ポップは横に押しつぶしたような、太らせた丸文字の方が可愛く、目を惹くんです。またポップは女性をターゲットに書くことが多いので、フワフワした感じやピンク色で書くと、可愛くて購買意欲も湧きます」

「またポップ内には、必ずキャッチコピー、本体価格、税込み価格、数量・容量を書いてください。」

辻井さんからのアドバイスを受け、参加者たちも真剣にペンを進めます。

辻井さんがお手本用に作成してくださったポップです。
5分ほどでササッと書いてくださいました。
黄色の画用紙とオレンジ・黒・薄いピンク色の文字のバランスや組み合わせが絶妙で、すごく読みやすいですね。

普段は接客の合間を見て、数分程度で書いていらっしゃるそうで、「ポップに集中しすぎて接客が疎かにならないように、注意を払っています!」と仰っていました。

参加者の皆さん、雑談することもなく、集中して真剣に書いていらっしゃいました。
中でも“キャッチコピー”に悩む参加者が多く、商品の文言のヒントや特徴を掴むため、商品を隅々まで読み漁っていました。

最後にラミネート加工をし、完成です。
ラミネーターから出てきた用紙は、光沢があり、見やすさに磨きがかかり、どのポップもこのまま店頭に並んでいても不思議ではありません。

参加者の皆さんには、出来上がったポップのプレゼンをしていただき、ポップ制作のワークショップは終了しました。

参加者の皆さんからは「これからお店に行ったら、ポップに注目することが増えそう」、「何気なく見ているポップが、こんなに重要なものだとは思わなかった」、「ポップを作りつつ、接客もやるのは大変そう・・」といった声が上がっていました。

またシミズ薬品では、社員の『働き方』に関しても非常に力を入れていらっしゃり、以前から店長クラスも含めて、残業時間は月に平均5時間以下程度だとのことです。また産休・育休後にはほぼ全員が実働6時間勤務の時短正社員として復帰するなど、常に“働きやすい職場”と“制度”作りに力を入れていらっしゃいます。

詳細については、『京のまち企業訪問』特集記事にて紹介しています。
『京のまち企業訪問』→【3分解説】温かい社員と一緒に長く働ける職場を作るために

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