新着情報

イベントレポート『京つけもの もり』(コトキャリツアー2021)

2019.09.13

「コトキャリツアー2021」第3弾は、『京つけもの“もり”』(http://www.kyoto-mori.com/)へ訪問してきました。
訪問した西大路三条にある本社三条店は、1階がお漬物の直売店舗と漬けもの工場、2階にはぬか漬けやピクルス作りの体験教室が出来るスペースもあります。
色鮮やかなお漬けものは、見ているだけで気分が明るくなります。

まずは【製造部課長の森 知史さん】より、漬けもの業界の市場規模や“もり”の漬けものに対するこだわり、取り組みについてお話を伺いました。

 「一般的に、企業は50年続いて一人前と言われています。しかし歴史ある会社が多い京都では、100年続いて一人前と考えられています。“もり”は現在、創業57年。明治や大正時代に創業した会社が多い京都の漬けもの業界では、新しい会社です。京都府内には200社以上の漬けもの屋がある中で、“もり”が売り上げの上位にランクインできているのは、伝統を大切にしつつも新しいことに挑戦してきたからだと思っています」

 森さんの言葉通り、京つけもの“もり”では、“青しそ大根”や“しば漬”などの定番のお漬けものの他、白菜をベースに旬の野菜をミルフィーユ状に重ねた“旬かさね”や“京ぴくるす”、“京おりーぶ”まで、幅広い世代に愛されるお漬けものを商品化されています。

さて次に、参加者の皆さんが楽しみの1つにしていた、“ピクルス作り体験”です。 今回は、きゅうり、カボチャ、大根の3種類をピクルスの調味液(お酢とお醤油と秘伝のだし)に漬け込みました。冷蔵庫で2日ほど寝かせて完成です。彩りよく瓶に詰められたピクルスは、眺めているだけで元気が出てきます。

ピクルスを食べた後、残った調味液にお酢とオリーブオイルとお塩を適量加えると、ドレッシングとして使えます。参加者の皆さん、ぜひ最後まで味わってくださいね。

【続いて、社員の皆様との座談会の様子をご紹介します】まずは、【製造部の梅本さん】。

入社から12年ほどが経ち、「“もり”で作っている商品は全て作れます!」と仰っていました。
そんな梅本さんも、入社当初は塩で手が荒れ、苦労されたそうです。ただ、「いつの間にか耐性が出来ました」と笑顔でお話しくださいました。

 また「野菜は、毎日状態が違います。同じ作業をすれば同じ品質のものが出来るという訳ではないので、塩加減などを経験による感覚で調整しています」とも仰っていました。
そんな梅本さん、実は野菜が苦手で食べられないとのこと。「でも、漬けものにすると食べられるんですよ」と照れ笑いを浮かべていらっしゃいました。

続いては、【商品の袋詰めや出荷担当の、山口さん】。
参加者からは、“もり”への就職理由や、働き方に関しての質問が出ていました。

「就業時間は9:00~18:00までで、1時間の休憩があります。繁忙期を除くと、残業はほとんどありません。
また私はモノ作りが好きで、製造職で仕事を探していました。そんな時“もり”の求人を見つけ、直接お客様の顔を見ることは出来ないけれど、お客様が喜ぶ顔を想像しながら働ける仕事だなと思い、やりがいを感じて応募しました」
どんな質問にも“優しい笑顔”でお話しくださる山口さんでした。

最後は、【店舗マネージャーの山田さん】。
山田さんは主に嵐山店で販売に携わっておられ、他にも直営店舗のマネージメントもされておられます。
「お酒の神様を祀っている松尾大社に“もり”の店舗があります。お酒に関連した商品として酒かす大根、酒粕たけのこを松尾大社店限定で販売していたところ、好評だった事もあり酒粕ごぼうを提案し、社長や工場の方々が思案して商品化していただきました。社員同士の距離が近く、製造から販売まで一貫して行っているため、“やりたい”と思ったことを提案・実現しやすい会社です。また提案したものが商品化され、お客様にお勧めし、商品が売れた時には嬉しいですし、販売職としてやりがいを感じます」

また京つけもの“もり”では、毎年2回、『お漬物グランプリ』を開催されています。社員全員がアイデアを出し、お客様に投票をしていただき、1位なったお漬けものを商品化されています。今年のグランプリ商品は、残念ながら店頭販売の時期は終わっていましたが、グランプリとなった商品は、こちらをご覧ください。→https://bit.ly/2k7j2J0どのお漬けものも “シャキシャキ”としていて歯ごたえががあり、本当に美味しくいただきました。参加者の一番人気は『青しそ大根』と『松竹梅漬』でした。
イベント終了後には、1階にある店舗でお漬けものを購入する参加者もいらっしゃいました。

 京つけもの“もり”では本社に併設されている工場内で、少ない日でも約2千袋、多い時期(11~12月の紅葉シーズンから年末年始に掛けて)だと1日約2万袋のお漬けものを製造されるそうです。

 京つけもの“もり”は、優しいお味のお漬けものと、優しい社員の皆さまが共存する、とっても素敵な会社でした。

新着情報一覧