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イベントレポート『クロスエフェクト』(京のまち企業訪問ツアー)

2018.10.02

date:2018.9.13

2018年京のまち企業訪問、最後の訪問は9月13日(木)の午後、京都市伏見区にある【株式会社 クロスエフェクト】へ訪問してきました。 

2015年11月末に、“最高の環境で最高のモノづくり”をコンセプトに完成した新社屋。社内にはカフェテリアやテラス、社員の遊び心から生まれた滑り台まである、スタイリッシュな社屋です!

“開発者を徹底的にサポートし、期待を超える試作品をどこよりも早く提供する”という理念の下、家電製品や自動車部品をはじめ、医療機器、ロボット等あらゆる分野の開発試作品を手掛けていらっしゃいます。

また自社開発された世界初の3D心臓モデルは、数々のメディアにも取り上げられています。

まず最初に、入社1年目の営業職社員の高岸さんより、会社の説明を受けました。

「光造形(3Dプリンター)や真空注型の技術で、開発試作品を製作しています。デザインからの一貫したモノづくりで、製品開発サイクルの時間短縮でお客様をサポートしています。

また2011年に法人設立した【株式会社 クロスメディカル】では、超軟質素材の樹脂を使用して作り上げた、内腔まで精巧に再現された心臓モデルを開発。手術のトレーニングや教育用モデルとして若手医師などに製造・販売しております。実際に糸で縫ったりメスで切ったりすることが可能です。CTスキャンしたデータをもとに、心臓モデル以外の臓器モデルも製造しており、国内外問わずドクターに大変喜ばれております。」

次に社内を見学させていただきました。

臓器モデルの試作は、病院からCTスキャンのデータを支給され、CTスキャンには骨や肺など不要な部分も映っているため、必要な部分だけを抽出します。

今回は専用のソフトを使用して、一部のデータ作成を実際に体験させていただきました。デバイスを動かすと、パソコンでマウスを動かした時と同様に、画面上でカーソルが動きます。このデバイスで画面の中のモデルに触れると、実際にモデルの感触が手に伝わってくるので、その感触をもとに不要な部分を除去する作業を行います。必要な部分と不要な部分を慎重に判断しながら消していかないといけないので、臓器の知識も必要になってきます。

体験した参加者からは、デバイスを通してモデルの感触が伝わると、「おおっ!」という歓声や、「臓器が複雑すぎて、必要な部分も削ってしまいそう・・集中力が求められるけれど、命を救う1つの過程だと思うと、責任感も感じる」という声も聞こえてきました。

沢山の臓器モデルも見せていただきました。

“成人正常モデル(写真、右から2つ目の臓器)”は、クロスエフェクトの竹田正俊社長の心臓だそうです。

3D心臓模型が実用化し、心疾患患者の手術の成功率向上にも貢献されていますが、開発当初は“とても心臓モデルとは呼べない出来栄えだった”そうです。そんな状況から、脈や血管を1本1本再現するために原料を1グラム単位で調整し、“これだ!”と思える心臓モデルができるまでには、開発から半年の歳月が掛かったそうです。

クロスエフェクトの社内にある滑り台!この滑り台は、社員の声から生まれたそうです。2階から1階へ、階段を使用せずに常に滑り台で移動する社員もいらっしゃるそうです。

参加者も楽しそうに滑っていました!

社屋見学後の座談会では、普段は営業としてお仕事をされている高岸さんから、お仕事の内容について話をお聞きしました。

「皆さん“営業”と聞くと、“飛び込み営業”をイメージする方もいらっしゃいますが、クロスエフェクトでは飛び込み営業は一切ありません。展示会などで興味をお持ちいただいたお客様からご依頼をいただき、ご要望を伺い、期待以上の製品を提供しています。量産前の様々な試作品に携わっているので、毎日違うモノづくりが経験できて、楽しいですよ!」

と、笑顔でお話いただきました。そんな高岸さんですが、就職活動時のクロスエフェクトへの思いは、並々ならぬものがあったようです。

ある企業の方がクロスエフェクトに訪問してこられた際、「京都駅近くのショッピングセンターに、七夕の短冊が飾ってあり、願い事をチラッと見てみると、“クロスエフェクトに入社できますように”と書いてあったよ!」と仰っていたそうです。

なんと、その短冊に“クロスエフェクトに・・”と願い事を書いていたのは、高岸さんでした。

「クロスエフェクトのことは、合同説明会で知りました。調べていくと、試作品に特化しているということで、毎日違う仕事ができること。また京都本社以外に支店などを持っていないので、生まれ育った京都で働けること。そして社長の熱意であったり、総合的に見て、“クロスエフェクトで働きたい!”と思いました。」

   

座談会の途中、偶然にも高岸さんの入社理由の1つにもあった“竹田 正俊 社長”が通りかかり、座談会に加わってくださいました。

「起業して間もない頃、ある方から、『ドラッカー経営を学んだ方がいいよ』と教えていただいた。その中で、創業者として会社にとって必要なものは“使命”だということを学んだんだ。人生の中で“仕事”をしている時間は、学校に行ったり、余暇を過ごす時間よりも長い。だから仕事をする中で、“命を使う意味”を明確にしていく必要があると思うよ。」

またクロスエフェクトでは、採用前に必ず竹田社長と面接をされるそうです。

「クロスエフェクトはよく、“理系人材”ばかりを採用していると思われがちなんですが、文系・理系は関係ありません。粘り強く、素直に前向きに物事に取り組める人は、スキルもすぐに身に付きますから!」

竹田社長の力強い語りとお話を聞いて、高岸さんが“社長の熱意に惹かれた!”というのもうなずけました。

最後に人事部の北岡さんより、こんなお話を伺いました。

「クロスエフェクトでは、毎週月曜日の8:30~9:00までの間、掃除タイムを設けています。その他、季節毎にもお掃除も行っています!クロスエフェクトでは年間約2000人の社内見学者が来訪されます。その際に社屋がきれいだとお客様からの印象も良く、それが信頼関係に繋がることもありますので、掃除はかなりしっかりとやっています!」 

社内を見学していた時、どこのフロアを見ても床がピカピカに磨かれ、どなたのデスクも整頓されていたことに感心していましたが、その謎が解けた瞬間でした。

クロスエフェクトの社員の皆様、本当にありがとうございました。

株式会社 クロスエフェクト|ホームページ

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