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イベントレポート『松栄堂』(コトキャリ2019・京のまち企業訪問ツアー編)

2017.12.07

京都わかせん広報室の学生スタッフによるイベントレポートです。当日の雰囲気や社会人が学生たちとトークをしているときの“印象的な話”をお伝えたいと思います。


date:2017.11.1

『香りっていったい何からできている?』

コトキャリ~京のまち企業訪問ツアー編~第七弾は「松栄堂」を訪問しました。

「松栄堂」は伝統的なお香を販売している老舗メーカーです。今回は、烏丸御池近くにある京都本店を訪問しました。

まずは社内にある「香房」へ見学にいきました。「松栄堂」ではお香を作っている工房なので「香房」と呼んでいるそうです。

お香の香りの原料は主に東南アジアで採れる天然の木や草です。日本ではこのような原料は採れないそうです。

また、沈香という香木は、樹脂の部分だけが朽ちても自然に分解されず沈着したもので、自然におこる偶然の産物だそうです。

京都本店の「香房」では、貴重なお香を手作業で製造しています。

ある工程を実際に体験ができるということで特別に体験させてもらいました。

お香にはさまざまな色がついているのを知っていましたか?

これらは香りごとに自然の色素でイメージにあう色を付けて、見分けるようにしてあるそうです。

「老舗の新しい発見」

ここからはトークタイムです。今回は4人の方に話を伺いました。

まずは催事企画部の小池さんです。全国のデパートの催事で担当されている小池さんの仕事の醍醐味からお聞きしました。

催事で全国のお客様と出会えることが一番の仕事の醍醐味です。開催期間が一週間あれば、新たなお客様と出会うことができます。催事で「松栄堂」の香りを知ってもらい、我々の歴史などを語りながら販売しています。すると次の日や週末になると、香りを気に入ってくださったお客様が家族や親戚を連れてまたご来店されます。一週間知らない土地で販売することは準備が大変な場面が多いです。しかし、このようなお客様がまた新たに「松栄堂」のファンになっていただけることに、とてもやりがいを感じます。

メーカー業界の仕事の面白さを知ることができました。「松栄堂」は全国に名の知れた京都の老舗メーカーです。しかし、松栄堂もまだまだ出会ったことのないお客様がいて、お客様と出会い、新たな「松栄堂ファン」を作っていく。自社の製品を愛し、愛される。仕事をする上で一番大切なことを教えていただきました。

当日、参加した学生からも「松栄堂のお香と出会って感動したことで会社の存在を知り、入社したいと思ったエピソードをいくつかお聞きすることができた。」という感想もあり、社員の方がどのような思いで商品を販売されているかということが伺えました。

次に人材開発・広報部の松岡さんから話を伺いました。「松栄堂」では若い人にもっと香りの魅力と知ってもらいたい、と採用担当者が広報も兼任されているそうです。会社が求めている学生について話を伺いました。

松栄堂ではまずは大学でしかできないことをしっかり取り組んできた人を求めます。勉強含めて充実した生活を送ってきてほしいです。その中で大人との付き合い方や自分で勉強するくせのついた学生が入社後、香りや商品の勉強をして商品の価値や意味を伝えていってほしいです。また、どんな社会人となら一緒に仕事ができそうか、いろんな大人と話をして見つけてほしいです。会い続けているときっと自分なりの考えが固まってきて、就活や社会に出てからも役に立つと思います。

私はいつも社会人の方にお話を聞くときに必ず聞く質問です。さまざまな経験をされた社会人が「学生の時にどんなことをしておけばよかった」「こんな経験をした社会人と仕事を一緒にしてみたい」など感じていらっしゃる、生の声が聞けるからです。私も大学生として今、精一杯たくさんの経験をしています。また、もっともっと挑戦してみたいと思っています。社会人になる前に多くの出会いを経験しなければいけないと感じました。

三番目に営業部の若林さんに話を伺いました。若林さんは同年代ということでどのように就職活動を行っていたかを具体的にお聞きしました。

就活の自己分析では、小学生のころから作品を作って、それを自分で発信することが好きだったことを思い出し、メーカーを目指していました。また、伝統産業も好きだったので「メーカー×伝統産業」という業種に軸を置いて就活をして、「モノづくりに携わり、その魅力をプレゼンできる」といったアピールをしていました。

就活セミナーなどに参加していると就活の「軸」というワードをよく聞きます。先輩の「軸」について興味があったので話をお聞きしました。例えば、自己分析では、「昔の自分の行動を振り返ってみた」ということがわかり、私の自己分析にもとても役に立つ内容でした。

参加者の感想にも「就活にあたって、『軸』や自分のバックグラウンドが重要になったりするのだなと思いました。」という声もあり、就活について学生もわからないことが多く、社会人と話をすることで得られるいい機会であったと思いました。

最後は人材開発部の辻さんに話を伺いました。新卒採用の面接なども担当されています。今回は就職活動で大切なことについてお聞きしました。

就活では「知識がある、こんなことをするのが得意である。だから私はこの会社でこういうことができるのだ」というアピールが大切だと思います。つまり、学力にせよ能力にせよ、自分の強みをどう会社の仕事に結び付けられるか、活躍するイメージがあるかということが大切だと思います。

私自身、学部卒業をして理系就職をするか、文系就職をするか悩んでいます。しかし、文理や大学の専門の問題ではなく、就職先でどれだけ自分の経験や体験をアピールできるか、その経験からどんな仕事ができるか、ということがわかりました。「専門が違うから畑違い」と思い込まず、私の経験や性格を整理して、軸にあった企業を見つけていきたいと思いました。

最後にイベント参加者の感想です。

―学校の勉強では学べないことを知ることができました。新入社員の方も自分の仕事に誇りをもっていらっしゃるこんな会社に就職したいと思いました。

―今回、友達に誘われてこのイベントに参加しました。就活をまだ始めていなかったのですが、就活を始める良いきっかけになりました。また小さいころから好きなものを就活で軸にするといいと知ることができました。

―営業、広報、宣伝、どれも楽しそうだなと思いました。作るところと売るところが距離も仕事に関しても近くて良いなと思いました。

―みなさん会社を愛しているんだなとすごく感じられて、雰囲気がとても良い会社なんだなと思いました。

皆さんお疲れ様でした。

松栄堂の方々、ありがとうございました。

 

イベントに多く参加させていただくと自分のなりたい大人像というのがどんどん出来上がっていく気がします。もちろん学生同士でないと気付けない価値観もありますが、大学生の間にどんどん大人と話をして新たな発見をしてみませんか?

*トーク内容は一部抜粋です

*実際のイベントはフリートーク形式で行っています。

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